松本市のアルウィンで開催される松本山雅FCの全ホーム試合の際、JR塩尻駅など塩尻市中心部と試合会場を結ぶ送迎バスの運行が、17日のロアッソ熊本戦から始まる。同FC運営会社がトラビスジャパン(上伊那郡箕輪町)に運行を委託。同FCのホームタウンとなった塩尻市が、中心市街地のにぎわいにつなげようと運行費用を助成する。 送迎バスは、試合開始3時間前と1時間半前に同市市民交流センターえんぱーくを出発。塩尻駅を経由しアルウィンに向かう。17日は午後1時試合開始で、バス出発は午前10時と同11時半。運行本数は予約数によって決める。 バス利用者は、えんぱーく前の市営駐車場の利用料が12時間無料になる。市観光課の小嶋正則課長は「諏訪や上伊那など市外の人たちにも利用してもらい、街の活性化に結び付けたい」としている。 事前予約が必要。料金は中学生以上が往復千円、小学生以下500円。小中学生は事前に申し込めばホーム自由席券が付く。インターネットから予約すると各1割引になる。予約は試合前日の午後1時まで。問い合わせ、予約はトラビスジャパン塩尻営業所(電話0263・52・0680)へ。(長野県、信濃毎日新聞社)
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