「2012ながの中学駅伝大会」は13日、長野市篠ノ井東福寺の南長野運動公園を発着点に開いた。6年目のことしは、北信地方の学校を中心に、前回優勝チームの招待校と東信、中信、南信の各推薦校が参加。公園内や千曲川の堤防道路を走り、川中島(長野市)が男子(6区間18・25キロ)で初優勝、女子(6区間14・55キロ)で2連覇を果たし、初の「アベック優勝」に輝いた。 男子は28校34チームが出場した。1区で2位に付けた川中島は、2区の小林海仁(かいと)選手(2年)が区間賞の走りで首位を奪い、3区以降もトップを守った。小林選手は「自分の区間で貯金をつくりたかった。優勝に貢献できてうれしい」と話した。 女子は22校23チームが競った。川中島は、4位でたすきを受けた2区の和田有菜(ゆな)選手(1年)がトップに浮上。2区以降、5区間連続の区間賞で後続との差を広げた。これまでの区間記録を30秒短縮し、女子最優秀選手にも選ばれた和田選手は「1位でたすきをつなげて気持ち良かった」と喜んだ。 大会は長野市や市陸上競技協会、信濃毎日新聞社などの実行委員会が主催。今大会は、昨年までと一部コースを変更した。 入賞は次の通り。 【男子】(1)川中島57分49秒(2)駒ケ根東58分2秒(3)信濃A59分53秒(4)丸子1時間4秒(5)中野平A1時間7秒(6)広徳1時間1分1秒(7)赤穂1時間1分1秒(8)桜ケ岡1時間1分38秒 【女子】(1)川中島48分40秒(2)駒ケ根東51分26秒(3)菅野52分28秒(4)戸倉上山田53分17秒(5)更北54分3秒(6)広徳54分26秒(7)鉢盛55分1秒(8)信濃55分22秒(長野県、信濃毎日新聞社)
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