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十分な車間距離や早めの休憩が大事 長野道多重事故

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 22日未明に松本市島内の長野道下り線梓川サービスエリア(SA)付近で起きた多重事故は、本線上での単独事故がきっかけとなった。県内の高速道路でもたびたび起きる多重事故では、けが人が多数に上ることが多い。県警高速隊や中日本高速道路(名古屋市)は、巻き込まれないために十分な車間距離や早めの休憩を取り、疲れが出やすい深夜から早朝にかけての運転には特に注意が必要と指摘している。  同社八王子支社(東京都八王子市)によると、前方で事故に伴う渋滞を見つけ、停止したり、速度を落としたりする場合は、ハザードランプを点灯して後続車に知らせるよう呼び掛ける。普段から車間距離を十分に取り、前方の車に注意して走行することも大切だとする。  今回の多重事故は、最初の事故現場を避けて同SAに入ろうとするトラックやバスなどが絡んで起きた。最初に大型トラックがツアーバスに追突した原因はまだ分かっていない。  同社は自分の車が事故を起こした場合、ハザードランプや発炎筒で後続車に異常を合図し、乗っている人は速やかにガードレールの外などに避難すべきだと指摘。その際も、車内で発炎筒などを探しているうちに追突されるのを避けるため、避難を優先する必要があると話している。  一方、県警高速隊の佐藤光雄副隊長は「高速道での多重事故や死亡事故は、深夜から早朝までの間に多い」とする。交通量が少ないことから、スピードが出すぎたり、油断して前方不注意になったりする傾向があるためで、「深夜から早朝は疲れも出やすいので特に注意が必要」と話している。(長野県、信濃毎日新聞社)


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