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男子の佐久長聖、優勝に照準 あす高校伊那駅伝

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 男子第36回、女子第29回の「春の高校伊那駅伝」(伊那市、信濃毎日新聞社などでつくる実行委員会主催)は24日、伊那市陸上競技場を発着点に男子は6区間42・195キロ、女子は5区間21・0975キロで競う。全国各地から集まる強豪校を相手に、県勢がどんな戦いを挑むか注目される。 【男子】  2月の駅伝で好調だった佐久長聖が、5年ぶりの優勝に照準を定める。昨年の全国高校駅伝5区で区間2位の高森、4区で12人を抜いて区間4位の春日に安定感があり、チームが優勝した西脇多可新人駅伝の4区で区間賞を奪った藤木が急成長している。  最長の2区(9・4キロ)に高森、アップダウンのある難コースの3区(6・7キロ)に春日、4区(9・1キロ)に藤木を配する予定。この3区間で首位に立って主導権を握ることが、優勝への条件になるだろう。  対抗馬の筆頭は山梨学院大付か。5000メートルが14分9秒26の上田をはじめ、昨年の全国高校駅伝で8位になったメンバーのうち2区以外の6選手が残る。全国7位メンバーが5人いる小林(宮崎)も充実している。  外国人留学生を擁して昨年の全国高校駅伝で初優勝した豊川(愛知)は、留学生不在のレースで底力を発揮できるか。世羅(広島)は5000メートル13分台の留学生が走れば脅威になる。西脇工(兵庫)や、西脇多可新人駅伝で佐久長聖と優勝を争った大牟田(福岡)も侮れない。 【女子】  前回大会で13度目の優勝を果たし、全国高校駅伝では3度目の優勝を飾った立命館宇治(京都)、2区で区間賞を獲得した松田ら昨年の全国5位のメンバーが4人いる大阪薫英女学院が優勝争いの中心になりそうだ。  豊川(愛知)は全国3区で区間新の鷲見、白鵬女(神奈川)はエース出水田が世界クロスカントリー選手権出場で不在となるが、両チームとも選手層は厚く、優勝争いに絡む力がある。成田(千葉)も全国13位のメンバーが4人残り充実している。  昨年の全国大会10位の長野東は、5区を走った細田を故障で欠き、ベストメンバーを組めなかった。全国3区で区間8位の玉城、4区で7位の小口をポイントとなる最長1区(5・9キロ)と上りの3区(4・3キロ)に起用し、前半でいい流れに乗って粘りたい。(長野県、信濃毎日新聞社)


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