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ノルマ達成へ共済立て替え グリーン長野農協職員

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 グリーン長野農協(本所・長野市篠ノ井布施高田)は26日、本所共済部の20代男性職員が、親族らの名義で本年度に結んだ計24件の共済契約について、掛け金の一部を立て替えていたと明らかにした。同農協は「契約のノルマ達成のため、親族らの了解を得て契約し、自身で掛け金の一部を負担していた」と説明。コンプライアンス(法令順守)に関する内部規定に抵触するとして、県に経過を報告した。  同農協総務企画部によると、職員は12年4月以降、親族2人と友人2人に生命共済への加入を勧め、計24件の契約を結んだ。親族名義の掛け金は当初の数カ月間、友人名義の掛け金は友人の口座残高が不足していた数カ月間、それぞれ職員の口座から引き落とされるようにしていた。立て替えた額は1契約当たり月5、6千円ほどという。  ことし3月上旬に別の職員から「不正な契約の可能性がある」との通報があり、同農協リスク統括部が内部調査して発覚した。総務企画部によると、共済部の営業担当には、死亡や火災などの際に契約者に支払う保障額ベースで1人当たり年10億円程度の契約を「目標」として課している。(長野県、信濃毎日新聞社)


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