「県立大」半年ぶり準備委開催 基本構想策定 道のり遠く
県短大(長野市)を四年制化して新設する県立大の基本構想を話し合う設立準備委員会(委員長・和田恭良副知事)の第5回会合は25日、県庁で開いた。会合は基本構想素案を示した昨年9月以来半年ぶり。県内私立大、県短大同窓会「六鈴会」、県栄養士会、県高校長会の代表者が意見発表したが、考え方の隔たりが顕在化。基本構想策定まで時間がかかるとして、本年度末までだった各委員の任期を1年延長すると決めた。...
View Articleホウレンソウ自動収穫 信大が試作機共同開発
信州大工学部(長野市)は、全農県本部(同)などと共同でホウレンソウの自動収穫機を開発し、試作機を完成させた。県内では八ケ岳山麓などの冷涼な気候を生かし、流通量が少なく収益性が高まる夏場もホウレンソウを出荷しているが、手作業の収穫は重労働で、多くの人手が必要なことが課題。高齢化が進む栽培農家の負担を自動収穫機で軽減し、作業の効率化で競争力の向上につなげる。...
View Article観光客の手荷物 宿へお届け 県観光協会とヤマト運輸が協定
信州・県観光協会と、宅配便大手のヤマト運輸(東京)は26日、信州観光のアピールや観光客の利便性向上などで、包括的な連携協定を結んだ。協定に基づき、4月から観光案内所で観光客が預けた手荷物を、その日の宿泊先に届ける「信州・手ぶら便」を県内の一部地域で始めるなど、新たなサービスを展開する。...
View Article「バイナリー発電」見送り 小谷村の地熱発電検討委
熱水で沸点の低い液体を沸かし、蒸気にして発電する「地熱バイナリー(二つから成る)発電」の事業化を探っていた北安曇郡小谷村は26日、専門家や住民でつくる地熱発電事業化検討員会を開き、現段階での事業着手を見送ることを決めた。対象の井戸1本で実施した揚湯(ようとう)調査の結果、採算性が合わないことが分かったためだ。...
View Article県内サポーター「次こそW杯切符」
サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会への出場権を懸け、日本代表がヨルダンと対戦した26日の試合。長野市や松本市のスポーツバーには多くのファンが集まり、27日未明まで中継映像を見ながら声援を送った。1点差で敗れたものの、集まった人たちは最後まであきらめない選手の姿に「次の試合で決めて」と期待を膨らませた。...
View Article就職希望者数が回復 県内公立高の3年生
2008年のリーマン・ショック以降、減少していた県内公立高校3年生の就職希望者数が回復していることが26日、県教委のまとめで分かった。同年以降は求人の減少に就職をあきらめ、専門学校などに進学する高校生が増えていたが、県教委教学指導課や各高校は「経済状況が回復せず、進学より就職を希望する家庭の事情もある」とみている。...
View Articleノルマ達成へ共済立て替え グリーン長野農協職員
グリーン長野農協(本所・長野市篠ノ井布施高田)は26日、本所共済部の20代男性職員が、親族らの名義で本年度に結んだ計24件の共済契約について、掛け金の一部を立て替えていたと明らかにした。同農協は「契約のノルマ達成のため、親族らの了解を得て契約し、自身で掛け金の一部を負担していた」と説明。コンプライアンス(法令順守)に関する内部規定に抵触するとして、県に経過を報告した。...
View Articleコウノトリ 大北気に入った? 「定着して」野鳥ファン期待
国特別天然記念物のコウノトリ1羽が、北安曇郡白馬村に飛来して滞在している。兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園によると、足輪の組み合わせから、大町市で13日に観察された2009年生まれの雌とみられる。村への飛来は3年ぶりで、ここに定着してほしい―と野鳥ファンらは期待を寄せている。...
View ArticlePR: お部屋決めた、全員にキャッシュバック!最大10万円!
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View Article信越線長野-妙高高原 路線名は「北しなの線」
第三セクターしなの鉄道は27日、2015年3月予定の北陸新幹線金沢延伸開業に伴い並行在来線としてJR東日本から経営を引き継ぐ信越線長野―妙高高原間(37・3キロ)の路線名を「北しなの線」にすると決めた。「北しなの」は、しなの鉄道などが実施した路線名公募で最も多かった。...
View Article松代タクシー 太陽光発電収入を従業員に支給
松代タクシー(長野市)は、本社屋上などに太陽光発電パネルを設置し、売電事業に参入した。従業員の収入を増やす狙いで、売電収入の一部を年1回、従業員に支給する。競争の激化でタクシー事業の大きな伸びが期待できない中、長期にわたり安定した収入が見込める再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に着目した。...
View Article「蓼科高原映画祭」今年は3日間 9月「東京物語」など上映
茅野市蓼科高原にゆかりが深い映画監督の小津安二郎(1903~63年)にちなんだ「小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」の実行委員会は、本年度の開催を9月27~29日の3日間と決めた。予算の都合などで近年は2日間の開催が続いてきたが、ことしは小津監督の生誕110年に当たることから、期間を5年ぶりに3日間とし、名作上映や多彩な行事を催す。...
View Article伊那谷の桜、スピード開花 イベント関係者ら対応検討
最近の気温の上昇で伊那谷の桜の開花が早まっている。24日に開花した飯田市の天竜峡は平年より7日、26日開花の同市大宮通りは9日早い。25日開花の下伊那郡天龍村は昨年より12日も早まった。開花時期に合わせたイベントや桜ガイドを計画している地元関係者の中には、一気に早まった開花への対応を検討する動きも広がりつつある。...
View Article信越国境絵図、新たに1枚 小谷・戸土地区元住民が保管
元禄年間に信濃、越後国境付近の住民の間に生じた領土争いを受け江戸幕府が双方の言い分を聞いて定めた信越国境の絵図を、長野、新潟の県境にある北安曇郡小谷村戸土(とど)地区の元住民が保管していることが分かった。当時の様子を伝える大きな絵図で裏面には幕府による裁許(判決)理由の文面が記されている。同様の絵図は同村と新潟県糸魚川市にそれぞれ保管されており、確認されたのは3枚目。...
View Articleスズキ・メソード世界大会開幕 蟻ヶ崎高書道部らが歓迎
故鈴木鎮一さんが進めた音楽教育を学ぶ国内外の子どもや指導者らが集う「第16回スズキ・メソード世界大会」が27日、松本市で始まった。スズキ・メソード発祥地の同市での開催は14年ぶりで、才能教育研究会(松本市)など主催。初日は地元実行委員会による歓迎イベントが松本城本丸庭園であり、海外からの参加者らが茶席や書道など日本文化を楽しんだ。...
View Article県内2割超減 166万人 厚労省2010年比の40年推計
厚労省の推計では、長野県の総人口は2010年の215万2449人に対し、30年後の2040年は166万8415人まで減少する。10年を100とした指数は40年には77・5=グラフ=に低下。都道府県の中では、減少率の高い方から19番目の数値となった。...
View Article4月は「ミニ統一地方選」の様相 県内16首長・議員選
4月は全国で地方選挙が相次ぎ、県内でも6市町村長選と9市町村議選、1村議補選が行われるなど「ミニ統一地方選」の様相となる。首長選のうち、27日時点で立候補の意向を表明しているのは、上伊那郡南箕輪村が現職、佐久市は現新3派、南佐久郡佐久穂町は現職、同郡北相木村と小県郡青木村は新人1派、上伊那郡中川村は現新2派となっている。...
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