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伊那谷の桜、スピード開花 イベント関係者ら対応検討

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 最近の気温の上昇で伊那谷の桜の開花が早まっている。24日に開花した飯田市の天竜峡は平年より7日、26日開花の同市大宮通りは9日早い。25日開花の下伊那郡天龍村は昨年より12日も早まった。開花時期に合わせたイベントや桜ガイドを計画している地元関係者の中には、一気に早まった開花への対応を検討する動きも広がりつつある。  日本気象協会(東京)が27日発表した県内の予想によると、既に開花した飯田市の2カ所を除く8カ所は、平年より2~7日早い見通し。今月初めの予想では県内全地点で平年並みとしていたが、同協会長野支店(長野市)は「3月の気温が予想より高く、開花が早まった」とする。  飯田市大宮通りの桜を観測している南信州広域連合(飯田市)によると、1953(昭和28)年の観測開始以来、ことしは09、10年の3月23日に次ぐ早さだ。  同協会の予想によると、伊那市の高遠城址(じょうし)公園の開花は4月5日、満開は同10日の見通しで、ともに平年より7日早まる見通しだ。  飯田市座光寺公民館によると、市天然記念物「麻績の里舞台桜」は例年より早い今月末の開花が見込まれる。同館は、地元小中学生らが桜の由来や特徴を観光客に説明するガイドを計画しており、日程を1週間早めて4月6、7日とした。その前に花が咲いた場合は子どもたちが任意でガイドをする予定だ。  桜が咲き始めた同市の天竜峡では、稚児行列や音楽演奏などがある「天龍峡花祭り」(実行委主催)が4月14日に開かれる。天龍峡観光案内所は「祭りまで桜はもたないかも」とみるが、近くの公園でミツバツツジなどの開花を期待している。  同協会発表の他の開花予想は次の通り(いずれも4月)。  長野8日、松本3日、上田5日、諏訪8日、小諸11日、大町16日、飯山15日、千曲(アンズ)3日(長野県、信濃毎日新聞社)


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