県警は9日朝、県内の小学校通学路で全22署一斉の交通取り締まりをした。通学路となっている市、県、国道の計106路線で、通学時間帯に許可車以外の通行が禁止になっているスクールゾーンに進入したなどとして道交法違反容疑で計548件を摘発した。 県警交通指導課によると、内訳はスクールゾーンなどへの進入が最多の246件。一時不停止などが148件、速度超過が88件など。 松本署はこの日、松本市田川小学校のスクールゾーンで取り締まり。通勤などの車の抜け道になっており、同時に7、8台が摘発されることもあった。同署の古池季・交通1課長は「(進入禁止を)知っているにもかかわらず通る人もいる。危険を知ってもらいたい」と話していた。 京都府亀岡市で昨年、登校中の小学生ら10人が死傷した事故があったことから春の全国交通安全運動(今月6日~15日)の一環で全国の警察が一斉に取り締まりをした。(長野県、信濃毎日新聞社)
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