Quantcast
Channel: 信濃毎日新聞
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

アベノミクス解説入門書など 県内書店で投資や経済書籍好調

$
0
0

 安倍政権の経済政策「アベノミクス」への期待などで株価上昇が進む中、県内書店で投資や経済分析の書籍の売り上げが伸びている。アベノミクスを解説する入門書や、政策を支える研究者の著書などが人気を集め、コーナーを特設する店も。各店は、消費者が暮らしへの影響や投資環境を見極めようとしている―とみている。  平安堂長野店(長野市)は3月、日本経済の先行きに関する書籍などを集めたコーナーを開設。50種ほどをそろえ、中でも安倍首相の金融政策のブレーンで内閣官房参与の浜田宏一・米エール大名誉教授や岩田規久男・日銀副総裁らの著書が好調という。「明るい見通しを示した書籍を購入する人が多い」と担当者。  投資の入門書や「会社四季報」も好調。日経平均株価が1万1000円台を回復した1月末ごろから売れ始め、これまでの売り上げは前年同期の約2倍に上った。  笠原書店岡谷本店(岡谷市)でも、同様の書籍の売り上げが安倍内閣発足後、徐々に増加。担当者は「(2008年の)リーマン・ショックのころから売れなくなっていたが、急激に戻ってきた」と歓迎する。  丸善松本店(松本市)では、図解を多用したアベノミクスの解説本や、先行きを厳しく見通した本も人気。担当者は「今後は実際の経済動向に応じた書籍が出るはず。関連本の出版はしばらく続くのではないか」とみている。(長野県、信濃毎日新聞社)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>