春の全国交通安全運動(6~15日)の期間中に県内で発生した人身事故は209件と前年同期より17件減り、過去10年で最も少なかったことが16日、県警のまとめで分かった。死者も2人減の1人、けが人は61人減の233人だった。 県警交通企画課によると、死者は15日朝に北安曇郡白馬村の国道から約150メートル下に転落した乗用車のそばで見つかり、その後死亡した男性。 今回は、子どもと高齢者の交通事故防止が重点目標。県警などは通学路での交通取り締まりを強化したり、高齢者宅を訪ねて夜光反射材を配ったりした。期間中の高齢者が絡む事故は前年同期より6件減の60件だったが、子どもが絡む事故は1件増えて14件となった。飲酒運転による事故は2件減の2件、速度超過による事故は12件減の15件だった。 全国の期間中の交通事故死者は105人で13人減った。(長野県、信濃毎日新聞社)
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