中央アルプスの開山式が24日、標高約2600メートルの千畳敷で開かれた。吹雪に見舞われたため、ホテル千畳敷内で神事をし、アルプホルンも演奏された。出席した山岳、観光関係者ら約120人が、山の安全とにぎわいを祈願した。 赤い衣装を身に着けた上伊那地方のアルプホルン愛好家7人が、スイスに伝わる曲など4曲を披露。柔らかな音色が響くと、来場者から大きな拍手が上がった。 この日、一帯の積雪は約4メートルで例年並み。茨城県石岡市から訪れた白坂由美子さん(64)は「吹雪も山らしくて幻想的。夏にも来てみたい」とにっこり。(長野県、信濃毎日新聞社)
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