青木村長選 新人北村氏が初当選
無所属新人2人が立候補し20年ぶりの選挙戦となった青木村長選は、前村社会福祉協議会長の北村政夫氏(70)=当郷=が、前村議の小林桂三氏(35)=殿戸=を破り、初当選した。...
View Article松本で「酒談議」 信州の酒の魅力語る
県産の日本酒や焼酎などのブランド化を進める県原産地呼称管理委員会は23日、パネル討論「信州まつもと酒談義」を、松本市のまつもと市民芸術館で初めて開いた。エッセイストの玉村豊男委員長(67)=東御市=をコーディネーターに、酒造会社社長や信州大の学生ら7人がパネリストとなり、県産の日本酒の魅力について意見を交わした。約50人が耳を傾けた。...
View Article東御の6保育園400人、新園舎に使う木材の伐採見学
東御市内の全6保育園の園児計約400人が23日、同市和(かのう)の東入(ひがしいり)地区の山林で、カラマツ伐採の様子を見学した。市はこのカラマツをはじめ地元産の木材を使った新保育園を建設中で、目の前で切られた木が園舎に使われることを実感してもらおうと初めて企画。園児たちは午前と午後に分かれ、1本ずつ伐採するところを150メートルほど離れた場所で見守った。...
View Article林野・枯れ草火災3・3倍 2~4月前半 県内、前年より乾燥
ことし2月から4月15日までに県内で森林や空き地、田畑などを焼いた林野・枯れ草火災は計191件と、前年(58件)の3・3倍に上ったことが23日、県消防課のまとめで分かった。けが人も10人増の11人だった。長野地方気象台によると、3、4月に県内全域で空気が乾燥したことが原因とみられる。...
View Articleアスパラ連日の霜被害 飯山・中野・南箕輪で540万円
県内は23日朝も放射冷却現象が起き、各地で冷え込んで霜が降りるなどし、県農政部によると、飯山市と中野市、上伊那郡南箕輪村のアスパラガスに計約540万円、中野市のシャクヤクに約50万円の被害が出た。 アスパラガスの被害額は飯山市377万円、中野市約157万円、南箕輪村約4万円。一帯は早朝に氷点下となり、アスパラガスの先端が曲がったりして出荷できなくなった。シャクヤクの花もしなだれた。...
View Article県内ごみ、9年ぶり増加 長野・岡谷市 有料化反動影響か
2011年度の県内の一般ごみ排出量は前年度比0・5%増の68万3249トンで、03年度以来9年ぶりに増加に転じたことが23日、県廃棄物対策課などのまとめで分かった。1人が1日当たりに排出する量も867グラムで前年度比5グラムの増。同課は、09年度に家庭ごみ処理を有料化した長野市と10年度に実施した岡谷市で、急激な排出量減の「反動」があったことや、うるう年で1日多かった影響があるとみている。...
View Article排水機場の能力増強など 浅川の内水対策計画原案
浅川(長野市―上高井郡小布施町)下流の内水被害の対策を検討している「浅川総合内水対策協議会」は23日、第2回会合を長野市内で開き、対策計画の原案を決めた。2014年度から5年間ほどかけて県が浅川の水を千曲川にくみ出す排水機場を増設、長野市が流域に雨水調整池を新たに3カ所整備する。住民説明会や意見公募を経て、5月の計画決定を目指す。...
View Article「花冷え」耐えたミズバショウ 阿智のスキー場で見ごろ
下伊那郡阿智村智里のスキー場「ヘブンスそのはら」で、ミズバショウが見頃を迎えている。3月に暖かい日が続き、開花は昨年より2週間ほど早い同月末だったが、今月21日の降雪やその後の冷え込みで、純白の仏炎苞(ぶつえんほう)の一部が黒ずむ影響も出た。それでも、県内外から訪れた観光客らは標高約1400メートルの高原を回りながら、ミズバショウのかれんな姿に春本番を感じている。...
View Article全国学力テスト、4年ぶり全員参加 県内対象は約4万人
小学6年と中学3年が対象の文部科学省の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)が24日、一斉に行われた。昨年度までの抽出方式から4年ぶりに全員参加に戻り、国語と算数・数学の2教科を実施。全国の国公私立計3万962校の約228万7千人が参加した。長野県教委などによると、県内の国公立校は計565校、約4万人が参加。私立校も参加した。...
View Article満蒙開拓思い、不戦を誓う 阿智村で平和記念館の開館式
下伊那郡阿智村駒場に建設された「満蒙(まんもう)開拓平和記念館」の開館式が24日午前、同記念館の駐車場で開かれた。旧満州(中国東北部)に入植した満蒙開拓団の苦難の歴史を伝える全国初の施設。阿部守一知事や飯田下伊那地方の市町村長、飯田日中友好協会(飯田市)の役員ら計約130人が出席し、不戦の誓いを新たにした。...
View Article文書が伝える小布施の歩み 「町文書館」役場に開館
上高井郡小布施町は24日、歴史的価値のある行政文書や古文書を住民が閲覧できる「町文書館」を、町役場3階に開館した。公文書を「健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源」と定めた公文書管理法が、2011年に施行されたことを受けた。県によると、県内では同様の施設を県と長野市、松本市が設置しており、町村では初。国立公文書館(東京)によると、町村では全国で5カ所目になる。...
View Article中央アルプス千畳敷で開山式 アルプホルンも演奏
中央アルプスの開山式が24日、標高約2600メートルの千畳敷で開かれた。吹雪に見舞われたため、ホテル千畳敷内で神事をし、アルプホルンも演奏された。出席した山岳、観光関係者ら約120人が、山の安全とにぎわいを祈願した。 赤い衣装を身に着けた上伊那地方のアルプホルン愛好家7人が、スイスに伝わる曲など4曲を披露。柔らかな音色が響くと、来場者から大きな拍手が上がった。...
View Article阿智の満蒙開拓平和記念館、村民向け内覧会
下伊那郡阿智村駒場の「満蒙(まんもう)開拓平和記念館」の開館式があった24日、式典の出席者や村民らを対象にした内覧会があった。旧満州(中国東北部)の写真、元開拓団員らの証言を書き起こした文書などの展示資料からは、国策に翻弄(ほんろう)された開拓団員らの苦難の歩みを学べる。展示を見た人たちは、歴史を語り継ぐ大切さ、平和の尊さを実感していた。...
View Article福島・飯舘の仮設住民を歓迎 大町温泉郷
東京電力福島第1原発事故で避難し、今も仮設住宅で暮らす福島県飯舘村の住民約80人が24日、大町市大町温泉郷の招きで同温泉郷に到着した。2泊3日で黒部ダム見学や温泉郷での花見を予定。この日はさっそく温泉で長旅の疲れを癒やし、市民有志らも音楽演奏などで歓迎した。...
View Article信州大・自然科学館、教員養成に活用
信州大理学部(松本市)は本年度から、動植物や岩石などの標本を展示・収蔵する「信大自然科学館」を、学生の教員・学芸員養成に活用する。学生が学外の中学や高校、博物館に実習に出る前に、同館で資料整理や展示企画の立案に携わるなどして、同館を講義と実習の橋渡し役にしていく。...
View Article100年前の言葉はっきり 岡谷市内で明治・大正の辞書発見
岡谷市川岸東の宮沢紀子さん(71)の自宅の土蔵から、三省堂(東京)が1911(明治44)年に発行した国語辞典「辞林」と、15(大正4)年発行の漢和辞典「漢和大字典」が見つかった。同社によると当時、辞書は高価で、一般家庭に良好な状態で保存されているケースは珍しいという。古びたページから、約100年間の言葉の移ろいを知ることができる。...
View Article賞味期限改ざん認める 岡谷の菓子会社 社長「申し訳ない」
菓子類の賞味期限の表示を改ざんして販売したとして、食品衛生法違反の疑いで24日に県警が家宅捜索した岡谷市川岸東の菓子卸・販売会社「天龍堂」の花岡俊博社長(48)は同日、取材に「(改ざんを)認めさせていただいた。責任は私にある」と述べた。 花岡社長は家宅捜索終了後に取材に応じ、「消費者に迷惑をかけ、申し訳ない気持ちはある」とも話した。...
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