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レアルのスクール「中川に誘致を」 11日 関係者が視察

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 上伊那郡中川村に、スペインの強豪サッカークラブ「レアル・マドリード」が設立した財団のサッカースクールを誘致する計画が進められている。今月11日にスペインの財団本部から理事や指導者らが訪れ、同村の練習環境を視察する予定。誘致が決まれば、世界有数のビッグクラブの名前を冠した小中学生対象の育成組織が同村に誕生する。  財団は「レアル・マドリード・ファンデーション」。世界20カ国に同様のスクールを79校展開し、1万人以上の子どもたちが受講している。  国内では昨秋にアカデミー石垣(沖縄県石垣市)が、今春にはサッカースクール横浜校(横浜市)が開校。ともに日本人指導者の他、財団派遣のスペイン人コーチも指導している。石垣の場合、子どもたちの側の負担は入会費1万500円、月額費用(講習4回)計4200円で、その一部は財団の社会貢献活動にも充てられているという。  中川村への誘致は、同村で小学生対象のサッカークラブを運営する竹下徳彦さん(30)が昨年にアカデミー石垣の関係者に打診。伊那谷にJリーグクラブの育成組織がないこと、名古屋市など都市部からのアクセスが比較的良いことなどが評価され、同財団理事らの視察が決まった。  理事らは竹下さんがスクールの練習会場に予定している同村の「天の中川河川公園」を視察。誘致の可否はグラウンドの広さや芝の質、日本側の運営態勢などで判断されるとみられている。  竹下さんによると、同村のスクールはアカデミー石垣の運営法人が運営母体となり、「レアル・マドリード・ファンデーション・フットボール・アカデミー南信州」として開校を目指している。竹下さんは「長野県の南からサッカー熱を盛り上げたい。(財団から)ライセンスが交付されたら、年内にも開校できるよう準備したい」と話している。(長野県、信濃毎日新聞社)


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