長野で３１度、全国で最も暑く

　県内は１５日、晴れて気温が上がり、最高気温が長野で３１・０度と全国で最も高かった。長野市信州新町も３０・３度で、石川県の白山吉野、山梨県の勝沼などと並び全国２位となった。関東地方などが曇りがちだった一方、長野、新潟、富山県など北信越地方の各県は晴れて気温が上昇したため、全国的に上位になったとみられる。 　長野市の両地点で３０度以上の真夏日を記録した他、飯山２９・５度、上田２９・２度など１９地点で２５度以上の夏日となった。長野地方気象台によると、県内にとどまっている暖気は県南部を中心に１５日朝までに抜けたが、その他の地域には引き続きとどまった。その結果、県南部の同日の最低気温は平年並みか５月下旬並みが多かった一方、長野は最低気温が１７・０度と６月下旬並みとなり、日中の強い日差しを受けてさらに上昇した。 　１６日は、寒気を伴った気圧の谷が県内を通過するため、暑さは和らぐ見込み。日中は晴れるものの、夕方から夜にかけて雲が出て雨が降る所もある。（長野県、信濃毎日新聞社）