信州・県観光協会は16日、県の公式観光サイト「さわやか信州旅ネット」に有償で施設案内を掲載している宿泊施設向けに、同サイトを通じた宿泊予約受け付けシステムを導入し、20日に運用を始めると発表した。ホテル・旅館向けホームページ制作のたび寅(とら)(諏訪市)と連携。インターネットを通じた宿泊予約が増える中、観光客の利便性を高める狙いで、各施設に同サイト限定の宿泊プランも企画してもらう計画だ。 同協会は、県内宿泊施設を対象に年間8820円で施設情報を同サイトに掲載するサービスを実施。約400軒が登録している。 新たな予約システムは、たび寅が提供。新システムは、登録施設が追加料金なしで利用でき、予約成立数に応じて手数料を同協会とたび寅に支払う。 各施設の宿泊プランを日付や地域などで検索できるようにし、季節に応じたプランや同サイト限定プランの特集ページなども設ける計画。同協会は「新サービスを機に、情報を掲載する施設数も増やしていきたい」(観光情報部)としている。(長野県、信濃毎日新聞社)
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