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「ワインバレー構想」実現へ推進協 長野で設立総会

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 県産ワインのブランド化と振興に向け、県が3月にまとめた「信州ワインバレー構想」を実現するための推進協議会が12日、発足した。ワインの生産、販売などに携わる団体の代表者が集い、長野市内で設立総会を開催。ワイン産業と共に、農業や観光、工芸など関連産業の振興も目指す。  推進協は、県や市町村、農業、経済、観光団体など約50団体で構成。県の「おいしい信州ふーど(風土)大使」を務め、ヴィラデストワイナリー(東御市)オーナーでエッセイストの玉村豊男氏を会長、県ワイン協会の塚原嘉章理事長=井筒ワイン(塩尻市)社長=を副会長に選んだ。  ワインバレー構想は、2022年度までの10年計画。5項目について10年後の数値目標を設けている=表。総会では、ワイン用ブドウの栽培やワイナリー(醸造所)開業希望者の支援などを担う「栽培・醸造」、県産ワインの認知度向上や消費拡大に取り組む「プロモーション」、ワインを中心とした地域づくりを支援する「地域ワインバレー研究」の3部会を設置して活動することも決めた。  本年度は、新規参入希望者向けにワイナリー開業に必要な知識・技術を学ぶ「ワイン生産アカデミー」や、農業改良普及指導員を対象とする研修会を開催。客が好みのワインを飲食店へ持ち込める仕組みも検討する。(長野県、信濃毎日新聞社)


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