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夕食用弁当の宅配 北信以外にも拡大 コープながの

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 コープながの(長野市)は来年3月までに、長野市と千曲市で実施している高齢者や単身世帯向けの夕食用弁当の宅配事業を、東信、中信、南信の計3地区でも始める。新たな配達拠点を足掛かりに営業エリアを広げ、販売数を2015年3月までに現在の8倍に当たる1日4千食に引き上げを図る。松本市で13日開いた通常総代会で説明した。  夕食宅配は、委託契約を結ぶ給食業者が作った弁当を、平日の午後に契約者の自宅へ届ける事業。7月、上田市にある既存の配送拠点で態勢を整え、上田市や佐久市などでサービスを始める。9月には松本市の拠点で同様に対応し、松本平でも開始。10月以降に南信でも事業を始める。  昨年8月から実施している長野地区でも、事業拡大を図る。長野市村山に5億円弱を投じて「コープデリ長野センター」を新設。10月に着工して来年3月に業務を始める。  この他、約1億4千万円を投資して須坂市の物流施設の屋上に太陽光発電パネルを並べ、売電事業に参入する計画も明らかにした。最大出力は500キロワット。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用し、発電した全量を7月から中部電力(名古屋市)に販売する。  12年度(12年3月21日~13年3月20日)決算は、売上高に当たる供給高が前年度比1・5%増の327億3100万円。人件費の増加などで経常利益に当たる経常剰余金は7・4%減の6億7800万円、純利益に当たる当期剰余金は8・9%減の2億5400万円だった。  13年度は供給高325億1200万円、経常剰余金4億3100万円を見込む。(長野県、信濃毎日新聞社)


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