8月15日に諏訪市の諏訪湖上で開く「第65回諏訪湖祭湖上花火大会」の実行委員会は17日、有料観覧席の升席とブロック指定席の当選者を決める抽選会を市役所で開いた。ことしは昨年を34通上回る8117通の応募があり、最前列の特別升席(1升20席、12万円)の倍率は31・1倍だった。 最も倍率が高かったのが、53ある特別升席のうち諏訪市外の人に割り当てた27升で、43・2倍。抽選したのは特別升席の他、一般升席(1升20席、10万円)108升と、ブロック指定席(4千円)2400席分。諏訪市民、市外の人にそれぞれ半分ずつ割り当てた。同一人物が重複して申し込むなどの「無効」は949通あった。 実行委会長の山田勝文市長は「ことしも好評で、北は北海道、南は鹿児島県から応募があった。ぜひ遠くから諏訪まで来てもらいたい」とあいさつ。山田市長と実行委副会長の井口恒雄・諏訪観光協会長ら5人が順番に、箱からはがきを無作為に選んだ。ブロック指定席は、専用のパソコンソフトで人数分を割り当てた。 当選、落選ともに返信はがきを送って知らせる。チケットは8月5日以降に送る予定。約5700席ある有料自由席(大人2500円、3歳以上小学生以下の子ども千円)は7月31日に、市文化センターで売る。(長野県、信濃毎日新聞社)
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