任期満了に伴う10月20日告示、27日投開票の長野市長選をめぐり、鷲沢正一市長(72)は25日の定例会見で、参院選後としている進退表明について、4選を目指して出馬するかどうか考えるポイントとして「(国が)どういう方向性を示すのかが重要で、どのようにすれば長野市のためになるのかということも(選択の)前提になる」と述べた。 鷲沢市長は「国の予算がなければ地方は動けない。そういう意味では、地方は自立していない」と指摘。参院選後に国がどのような政策を打ち出すかによって、長野市の在り方にも関係してくることになる―とした。 また、「首長は3期が限度だと思っている」との持論を強調。ただ、市長選をめぐる現状を踏まえ「(今後に)出てくる人が市の政策をどのように打ち出すのか見たい」と述べ、状況を見極める姿勢を示した。(長野県、信濃毎日新聞社)
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