任期満了に伴う9月29日告示、10月6日投開票の安曇野市長選で、1期目の現職宮沢宗弘氏(73)=無所属、豊科高家=は5日、信濃毎日新聞の取材に、「安曇野市の土台づくりの総仕上げをする」と述べ、再選を目指し立候補する意向を明らかにした。 宮沢氏は多額の赤字を抱えた第三セクター安曇野菜園を清算し、新市役所本庁舎の建設も着工。長野道豊科インターの安曇野インターへの改称も手掛けた。2期目の施策として「地下水保全条例の実効性を高め、農業後継者対策や発達障害児支援策などの充実を図りたい」とした。 宮沢氏は南安曇農高卒。旧南安曇郡豊科町議を5期、県議を5期務め、県議会副議長や県監査委員を歴任。2009年の市長選に県議を辞職して立候補、初当選した。 同市長選では、新人で前市教育委員長の古幡開太郎氏(62)=無所属、穂高牧=が立候補を表明している。(長野県、信濃毎日新聞社)
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