夏の県内スキー場、誘客の鍵は「夜」
県内スキー場が、雪のない「グリーンシーズン」の誘客策で、夜のゲレンデの活用に力を入れている。ゴンドラリフトを運行して星空観察を呼び掛けたり、女性限定のテント泊の催しを企画したり、夜ならではの企画を展開。暗闇や静けさといった山間地の夜間の「非日常感」を観光客に提供する。夜に集客することで周辺地域の宿泊客増加にもつなげる狙いだ。...
View Article夏の長丁場、暑さと戦う参院選県区候補
参院選公示後の県内は、6日から10日ごろまで高気圧に覆われ、日本気象協会長野支店は最高気温が30度以上の真夏日になると予報している。活動を活発化させた県区(改選定数2)の候補者6陣営も、暑さへの備えを工夫して初の週末を迎えようとしている。過去最多の3人となった女性候補も日焼けに注意しつつ、体力の維持も心掛けて長丁場の選挙運動を乗り切ろうとしている。...
View Article安曇野市長選、現職の宮沢氏が出馬へ
任期満了に伴う9月29日告示、10月6日投開票の安曇野市長選で、1期目の現職宮沢宗弘氏(73)=無所属、豊科高家=は5日、信濃毎日新聞の取材に、「安曇野市の土台づくりの総仕上げをする」と述べ、再選を目指し立候補する意向を明らかにした。...
View Article東御市の宿泊施設、47人がノロ感染 都内の児童ら食中毒
県上田保健所は6日、東御市和(かのう)の宿泊施設「大田区休養村とうぶ」で食事をした小学生ら男女47人が、ノロウイルスによる食中毒になったと発表した。10人が市内の病院に入院したが、全員快方に向かっているという。同保健所は施設の飲食部門に、同日から3日間の営業停止を命じた。 同施設は東京都大田区が所有。花岡利夫東御市長が社長を務める「信州東御市振興公社」が運営する。...
View Article「震災忘れないで」モザイクアート制作 上田西高校2年1組
上田西高校(上田市下塩尻)2年1組の生徒39人が、東日本大震災の被災地を描いたモザイクアートを作った。「震災のことをいつまでも忘れないように」と企画。さまざまな色の画用紙を2・5センチ四方に切って模造紙に貼り付け、さらにベニヤ板に貼って縦2・7メートル、横21メートルほどに仕上げた。震災の前と直後、未来のイメージの三つの風景を左から順に並べた。7日、文化祭「西高祭」で一般公開する。...
View Article駐留特攻隊員の軌跡、遺墨や写真など展示 松本市立博特別展
松本市立博物館で6日、特別展「戦争と平和展特攻兵が飛び立つとき―松本から知覧(ちらん)へ」が始まった。同展は、2011年に松本で国連軍縮会議が開かれたのを機に同館が始め、3回目。近年、同市に駐留していた特攻隊の研究が進んだことから、昨年に続きテーマにした。戦争の犠牲になった若い隊員たちの軌跡などをたどっている。...
View Article田園の幻想空間楽しんで 佐久市の水田、ろうそく600個点火
佐久市田口で6日夜、明かりをともしたろうそくを水田に浮かべる「田んぼキャンドル」があった。地域にある風景で楽しい時間を過ごしてもらおうと、市内有志が企画。約3時間にわたり、600個ほどのろうそくが1400平方メートルの田んぼを照らした。...
View Articleトヨタのラグビー選手、子どもらを指導 菅平合宿の最終日
上田市菅平高原で1日から合宿をしているラグビー・トップリーグのトヨタ自動車ヴェルブリッツ(愛知県豊田市)の選手35人が最終日の6日、同市と長野市のラグビースクールに所属する子どもたちを菅平のグラウンドで指導した。園児から中学生までの約50人が大きな体の選手に思い切りぶつかったり、ボールの投げ方を教わったりした。...
View Article夏の信州観光、リッチが人気 1泊で1人3万円超も
県内観光地の旅館、ホテルでこの夏の宿泊予約が好調なところが増えている。大手企業を中心とした景況感の改善が背景にあるとみられ、1泊で1人3万円を超えるところが昨年以上の予約を集めている。手ごろな価格の施設でも食事などを充実させた宿泊プランが人気だという。ただ、低価格帯の施設には昨年と変わらないとの声もあり、宿泊業界全体に回復感が広がっているわけではないようだ。...
View Article県内、短めの梅雨 長野・松本・諏訪は平年以上の降水量
統計開始の1951(昭和26)年以来、4番目の早さで6日に梅雨明けした県内。当初、雨は少なかったが、梅雨入りした5月29日から今月5日までの降水量は平年を上回ったところが少なくなかった。農業用水が不足し、6月初めにため池や田植え後の一部の水田が干上がった東御市も、平年を若干下回る程度だった。...
View ArticleBCリーグ後期スタート 信濃、多難な黒星発進
BCリーグは6日、後期がスタートし各地で3試合を行った。信濃グランセローズは長野オリンピックスタジアムで前期北陸地区優勝の石川ミリオンスターズと対戦、4―9で逆転負けした。 信濃の先発有斗は五回まで投げ7安打5失点。打線は二回に涼賢の適時二塁打などで4点を挙げたが、三回以降は逸機を繰り返した。...
View Article気温上昇で熱中症6人搬送 きょうも高温恐れ
県内は7日、太平洋高気圧から暖かく湿った空気が流れ込んで気温が上がり、県内の消防本部などによると、熱中症とみられる症状で少なくとも6人が病院に搬送された。いずれも命に別条はないという。 佐久市では午前11時半ごろ、草刈りをしていた50代男性が手足のしびれを訴え、市内の病院に運ばれた。佐久消防署によると、意識ははっきりしていた。...
View Articleサッカーの楽しさ児童ら満喫 山雅の育成組織、諏訪で大会
県内でサッカースクールを開いているJリーグ2部松本山雅FCの育成組織・ユースアカデミーは7日、諏訪市豊田の諏訪中央公園で、子ども向けのミニサッカー大会を初めて開いた。諏訪、松本市などの小学2、3年生101人が出場。17チームに分かれ、総当たり戦で順位を競った。 スクールに通う子ども同士の交流を深めると同時に、通っていない子どもたちにもサッカーの面白さを味わってもらおうと企画した。...
View Article原発後の福島で農家撮影 梶野監督の映画 伊那で先行上映
東京電力福島第1原発事故後の福島県の農家を追った記録映画「超自然の大地」の先行上映会が7日、伊那市であった。同市出身で米シカゴ在住の映画監督梶野純子さん(39)と、夫のエドワード・M・コジアスキーさん(37)が、この冬の完成を目指して制作を続けている作品。二人も会場を訪れ、梶野さんは「力強く生きる福島の方々から私たちが勇気をもらっている」と話した。...
View ArticleAC長野 奪首ならず 好機に個の力出せず また0点
JFL第19節最終日は7日、各地で5試合を行った。AC長野パルセイロは東京都武蔵野市陸上競技場で横河武蔵野FCと対戦し、0―0で引き分けた。AC長野は2試合連続のスコアレスドロー。前日に首位のカマタマーレ讃岐が敗れたため、勝てば12試合ぶりに首位に立つ状況だったが、勝ち点1の上積みにとどまり2位は変わらない。...
View Article山雅、今季初の2連勝 走り続けた90分
J2第23節は7日、各地で11試合を行った。熊本市のうまかな・よかなスタジアムでロアッソ熊本と対戦した松本山雅FCは3―0で勝ち、今季初の2連勝。勝ち点32とし、順位を前節から一つ上げて11位とした。...
View Article信濃、後期初勝利 BCリーグ
BCリーグは7日、各地で2試合を行った。群馬県藤岡市民球場で群馬ダイヤモンドペガサスと対戦した信濃グランセローズは、3―1で競り勝ち後期初勝利を挙げた。 信濃は一回に竜太郎の犠飛で先制した。先発甲斐が二回に暴投で同点を許したものの、六回まで1失点と力投。九回に敵失などで2点を勝ち越すと、九回は篠田が締めた。 石川ミリオンスターズは福井ミラクルエレファンツに3―2で勝った。...
View Article国内最小のトンボ 長野に生息 市内で76年ぶり確認
日本で最小とされるハッチョウトンボが、長野市信更町で生息しているのを、県自然観察インストラクターの小林友広さん(62)=千曲市=が7日までに確認した。自然環境の良さを示す環境省指定の「指標昆虫」10種の一つで、小林さんによると、長野市内で確認されたのは76年ぶりとみられる。小林さんらは年内に記録をまとめ、信州昆虫学会で報告する予定だ。...
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