県内でサッカースクールを開いているJリーグ2部松本山雅FCの育成組織・ユースアカデミーは7日、諏訪市豊田の諏訪中央公園で、子ども向けのミニサッカー大会を初めて開いた。諏訪、松本市などの小学2、3年生101人が出場。17チームに分かれ、総当たり戦で順位を競った。 スクールに通う子ども同士の交流を深めると同時に、通っていない子どもたちにもサッカーの面白さを味わってもらおうと企画した。 1試合は8分間。松本山雅やイタリア1部リーグACミランなどの子ども向けユニホームを着た子どもたちは、休みなく全力で走り回り、相手ゴールを狙った。保護者らはグラウンドの外から「行け、行け」などと盛んに声援を送っていた。 松本市梓川小3年の須山拓磨君(9)は「ドリブルで攻め込んで1点決めた」と笑顔。「戦ったことのないチームと対戦するのが楽しかった」と話していた。 ユースアカデミーは、今後もミニサッカー大会を年3回程度開きたいとしている。(長野県、信濃毎日新聞社)
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