松本市浅間温泉の本郷小学校(全校児童370人)で23日、1学期の終業式が開かれた。子どもたちは通知表を手にし、夏休みに期待を膨らませた。 1年1組では、担任教諭が子どもたち32人に初めての通知表を手渡し、「どんなところを頑張ったのかが書いてあります」と説明。子どもたちは通知表を開き、興味深そうに眺めたり、身体測定の記録を見て「体重増えてるよ」と話したりした。授業後、夏休みに向けて「お姉ちゃんと遊ぶ」「サッカーしたい」「海で泳ぐ」と話していた。 体育館が工事中のため、校内放送を通じて各教室での終業式となった。6年生は6月の東京への修学旅行について放送で発表。2学期から安曇野市の小学校に転校する6年の秋山みくさん(11)は発表後、「(旅行中に鑑賞したミュージカル)劇団四季のライオンキングが良かった。新しい学校でも友達と仲良くしたい」と笑顔だった。 県教委によると、この日は県内公立小中学校のうち小学校8校、中学校17校が終業式をした。ピークは26日で、小学校157校、中学校93校で予定している。(長野県、信濃毎日新聞社)
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