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6300人が松田直樹さんしのぶ アルウィンで追悼試合

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 サッカー松本山雅FCに在籍していた2011年8月2日の練習中に急性心筋梗塞で倒れ、同4日に34歳で亡くなった元日本代表DF松田直樹さんの三回忌に合わせた追悼試合が2日、松本市アルウィンで行われた。6343人のファンがあらためて松田さんをしのんだ。  昨季限りで現役を退いた中山雅史さんや名波浩さん、城彰二さん、久保竜彦さんら、かつてのチームメートやライバルが「ナオキフレンズ」を結成。松本山雅の23歳以下の選手と30分ハーフの試合を行った。松本山雅で共にプレーした片山真人さんのゴールでナオキフレンズが1―0で勝利。松本山雅の反町康治監督もナオキフレンズの一員として後半途中にプレーした。  追悼試合は松田さんの元チームメートらが設立した一般社団法人「松田直樹メモリアル」と松本山雅の主催で、横浜市、前橋市などに続き松本市では初めて開催。財団はこの日を最後の追悼試合とする意向で、試合後に姉の真紀さんがファンやサポーターに感謝の言葉を述べた。同財団代表理事の安永聡太郎さんは「もう君がいないことを悲しむのをやめ、新しい仲間との出会いを見つけるために進んでいこうと思う」と松田さんに呼び掛けた。  ナオキフレンズ主将を務めた中山さんは「これだけの人が集まり、あらためてマツ(松田さん)の人を引きつける魅力を感じた」と話し、城さんは「マツは幸せ者。本当に愛されていたんだなと実感した」と涙ぐんだ。(長野県、信濃毎日新聞社)


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