第95回全国高校野球選手権大会(8日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が5日、大阪市のフェスティバルホールで行われ、初戦の対戦カードが決まった。初出場する長野県代表の上田西は、大会第4日の11日午前8時から始まる第1試合で、2年連続4度目出場の木更津総合(千葉)と1回戦を戦う。 長野県勢と千葉県勢が夏の大会で対戦するのは、1987年の初戦の2回戦で上田が習志野に2―5で敗れて以来、26年ぶり。 史上8校目の春夏連覇を目指す浦和学院(埼玉)は第3日の1回戦で選抜大会8強の仙台育英(宮城)と、昨年優勝の大阪桐蔭は第1日の1回戦で日本文理(新潟)と顔を合わせる。 剛腕安楽を擁し、今春の選抜大会で準優勝した済美(愛媛)は第7日に登場し、2回戦で三重と対戦。広島大会決勝で延長十五回引き分けの末、再試合を制した瀬戸内は、第6日の2回戦で甲子園大会常連の明徳義塾(高知)とぶつかる。 開幕試合は大垣日大(岐阜)と春夏通じて初出場の有田工(佐賀)が対戦。選手宣誓は帯広大谷(北北海道)の杉浦大斗主将が務める。 今大会から回戦ごとに抽選する方式が復活し、組み合わせ抽選会では初戦のカードのみを決定。勝ち進んだチームは、試合終了後に次戦の抽選を行う。開幕前日の7日には開会式のリハーサルが行われる。(長野県、信濃毎日新聞社)
↧