来年9月14日に任期が満了するのに伴う飯山市長選で、元総務省大臣官房審議官の江沢岸生氏(59)=無所属、照里=が12日、信濃毎日新聞の取材に、「若者が夢や希望を持って住み続けられる飯山を目指す」と述べ、立候補の意向を明らかにした。16日に開く後援会主催の勉強会で正式表明する。 江沢氏は「地域の発展のために、しっかりした経済基盤が必要」と強調し、経済施策を充実させるとした。2015年春の北陸新幹線飯山駅開業に当たっては「新駅から各観光地への2次交通を確保して、観光業の再生、活性化を図る」とした。 江沢氏は同市出身。茨城大を卒業後、旧行政管理庁に入庁。内閣の行政改革推進本部事務局次長などを歴任した。2010年の前回選に出馬し、落選した。 同市長選では、1期目の現職足立正則氏(62)=無所属、飯山=は今のところ進退について明言していない。(長野県、信濃毎日新聞社)
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