Quantcast
Channel: 信濃毎日新聞
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

大鹿歌舞伎、3年ぶり長野公演 体験会や衣装・写真展示も

$
0
0

 下伊那郡大鹿村に約300年前から伝わる「大鹿歌舞伎」(国選択無形民俗文化財)の長野公演が11月24日、長野市若里のホクト文化ホール(県民文化会館)で開かれる。ホール開館30周年の記念事業の一つ。来場者が役者を経験できる体験会なども用意して、大鹿歌舞伎の魅力をアピールする。  大鹿歌舞伎保存会によると、長野市公演は3年ぶり。同歌舞伎を題材にした映画「大鹿村騒動記」でも取り上げられた、大鹿村だけに伝わる演目「六千両(ろくせんりょう)後日文章(ごじつのぶんしょう)重忠館(しげただやかた)の段」を上演。平家の落ち武者の悪七兵衛景清(あくしちびょうえかげきよ)が源氏に戦いを挑む物語を、保存会員約20人が演じる。  上演前には、希望者が舞台で見えを切ったり、掛け声の練習をしたりできる「歌舞伎の舞台裏体験」の時間を設ける。歌舞伎に使う衣装や役者の写真などを展示する「写真と衣裳(いしょう)で見る大鹿歌舞伎の世界」も同ホールで開催するほか、同村産のシカ肉などを並べる物産展も開く。  同保存会顧問の片桐登さん(85)は「村の人たちが続けてきた歌舞伎を多くの人に楽しんでもらいたい」と話す。問い合わせは同ホール(電話026・226・0008)へ。(長野県、信濃毎日新聞社)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>