中央アルプス将棊頭(しょうぎがしら)山(2730メートル)直下に伊那市が所有する西駒山荘で26日朝、初氷が確認された。管理人の宮下拓也さん(36)によると、例年よりかなり早い。下界の酷暑が和らぐとともに、山は短い秋を経て冬へと向かう。 西駒山荘は改築工事が始まり、宮下さんは今月19日から現地に泊まり込んでいる。26日午前7時ごろ、山荘の外の機材にかぶせておいたブルーシートにたまった雨水が凍っているのに気付いた。これまで初氷は早くて9月上旬だったという。 宮下さんによると、周辺では木の実も目につき、「急に秋の気配が濃厚になってきた」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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