フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)が7月に導入したイエロー(黄色)の7号機が29日、松本市の県営松本空港に初めてお目見えした。空港ターミナルビル屋上の送迎デッキでは、待ち構えた20人ほどの飛行機ファンが盛んにカメラのシャッターを切っていた。 7号機は、他の6機と同じブラジルの航空機メーカー・エンブラエル製の小型ジェット機(84席)。飛行中の空気抵抗を抑えるよう改善され、燃費が向上しているという。 FDAによると、同空港への最初の到着は9月2日の定期便の予定だったが、機体のやりくりの都合でこの日のチャーター便となった。同便は、鹿児島県の種子島行きで、午後1時半すぎに松本空港に到着。旅行会社が企画した3泊4日で種子島と屋久島をめぐる観光ツアーの客70人が搭乗し、同2時20分に飛び立った。 送迎デッキで撮影していた松本市小屋南の宮嶋貴弘さん(29)は「毎月1度は見に来ている。黄色が来るのは9月2日と思っていたので、今日来てびっくりした」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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