北佐久郡軽井沢町でカーリング普及に取り組む「軽井沢カーリング活性化プロジェクト推進委員会」は29日夜、来年のソチ五輪カーリングの世界最終予選日本代表決定戦(9月12~17日・札幌市)に挑むSC軽井沢クラブ(男子)と中部電力(女子)の壮行会を、両チームの拠点「軽井沢アイスパーク」で開いた。競技関係者やファンら約150人が集い、選手を激励した。 五輪まで関門はあと二つ。今大会1位で日本代表になり、続く世界最終予選(12月・ドイツ)で2位以上になれば出場できる。 委員会の佐藤雅義会長(県カーリング協会長)は「何としても頂点に向かってほしい」と期待。藤巻進町長は「町じゅうが皆さんを応援している」と激励した。 SC軽井沢の選手は、県厚生連鹿教湯三才山リハビリテーションセンター三才山病院(上田市鹿教湯温泉)の筋ジストロフィー患者のグループが作った応援Tシャツを披露。グループのメンバーも応援に駆け付けた。 中電の市川美余選手(24)は「壮行会をまた開いてもらえるよう頑張ってきます」。SCの両角友佑選手(28)は「長野のカーリングが一番強いと証明する」と話した。 軽井沢カーリングクラブのジュニアを代表して軽井沢東部小5年の荻原詠理(おぎはらえり)さんは「日本一目指して頑張ってください」と応援した。 両チームは9月4日に札幌入りする。(長野県、信濃毎日新聞社)
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