2014年度末に予定される北陸新幹線飯山駅開業に向け、駅ができる飯山市内の開業ムードを高めるためのイベント実行委員会が31日、発足した。同市の足立正則市長を会長に、市区長会協議会や市議会、飯山商工会議所、地元農協などで構成。事務局の市企画財政課は「市民の悲願だった駅開業が間近に迫った今、市内を盛り上げ注目を集めよう」と呼び掛ける。 同委員会は「企画・広報」と「キャンペーン・イベント」の2部会で構成する。近く部会を開き、活動内容の検討を始める。 一方、市は同市の国道117号をまたぐ新幹線高架橋のコンクリート壁に、同日夜から「新幹線飯山駅完成あと2年5ケ月」という文字の投影を始めた。開業日まで毎晩、日没から午後10時まで映す。 文字は民家に設置したプロジェクターで映している。縦3メートル、横8メートルの長方形の枠内に記されており、背景の色は新幹線の車体を模した。市企画財政課は「文字を見た人が『おらっちも開業に向けて何かしよう』と思ってくれればうれしい」とする。(長野県、信濃毎日新聞社)
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