食と健康づくり、長野で公開講座　松本大創立１０周年

　松本大（松本市）は１日夜、同大創立１０周年と同大松商短大部の創立６０周年を記念する公開講座（信濃毎日新聞社共催）の第１回を、長野市岡田の長野バスターミナル会館で開いた。松本大人間健康学部の広田直子教授（６０）が、食と健康づくりなどについて話し、３０人余が耳を傾けた。 　広田教授は、食事は健康につながるとした上で「健康は人生の目的ではなく、夢や目標を実現するためのもの」と強調。県内では子育て世代の人たちが野菜を食べなくなっていると指摘し、「子どものころから食事に意識を向けさせることが重要」とした。 　松本大が長野市で連続講座を開くのは初。１２月２０日まで、毎週木曜の午後６時から同会館で開き、毎回、同大の教授らが、健康や観光、教育などについて話す。２回目以降も聴講を受け付けており、無料。問い合わせは信濃毎日新聞松本本社広告部（電話０２６３・２５・２１５３）へ。（長野県、信濃毎日新聞社）