新幹線飯山駅の通路に張るタイル　児童が裏面に絵やメッセージ

　飯山市木島小学校４年生の１６人が２１日、２０１５年３月開業予定の北陸新幹線飯山駅の１階通路の床に張るタイルの裏面に、新幹線の絵を描いたり、メッセージを書いたりした。建設する鉄道・運輸機構北陸新幹線建設局（長野市）や飯山市などが、新たにできる駅に愛着を持ってもらおうと企画した。 　タイルは磁器製で３０センチ四方。児童は４人ずつ４班に分かれ、準備してあった下絵を見ながらペンでタイルに描き、色を塗った。どの班も新幹線の絵を描き、「ようこそ飯山へ」「新かんせんがくるぞー!!」などとメッセージを添えた。名前も書き入れた。 　岡田悠矢君（１０）は「先頭車両がかっこいい」、村松愛海（まなみ）さん（９）は「走っているところを見てみたい」と話していた。 　同建設局によると、市内の八つの小学校の児童に計約２００枚を描いてもらい、１２月に駅に設置する予定だ。（長野県、信濃毎日新聞社）