北安曇郡白馬村の八方尾根、白馬五竜両スキー場で22日、一部のゲレンデがオープンした。昨年より5日遅いものの、ほぼ例年通りのシーズン開幕。県内外から大勢のスキー客が訪れ、天然雪のコースで初滑りを楽しんだ。 八方尾根は、標高1200~1400メートルのパノラマゲレンデが積雪約60センチで滑走可能になった。ゴンドラリフトが動き始める午前8時半前から、乗り場には100人近い列ができた。ゲレンデに飛び出したスキーヤーは、雪の感触を楽しんでいた。 同村八方の宿泊業網川正之さん(33)は「天然の雪で滑るのは本当に気持ちいい。今年も100回以上は足を運びたい」と話した。 地元の索道会社や観光協会の関係者らはこの日、記念のピンバッジを配って来場者を歓迎した。両スキー場は23日から滑走できるゲレンデを拡大。同郡小谷村の栂池高原スキー場も同日、一部ゲレンデをオープンする。(長野県、信濃毎日新聞社)
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