安曇野市の国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区で、23日から冬の風物詩のイルミネーションが始まるのを前に、22日夜、内覧会が開かれた。昨季より20万個多い50万個の発光ダイオード(LED)で飾られ、招待された周辺住民が闇に浮かんだ色とりどりの輝きに声を上げた。 今年のメーンは、九つの池の上に4メートル四方の正方形をモザイク状に並べた「ミスティックスクエア」で、水面に映ったピンクや黄、緑の光が揺れて幻想的な雰囲気に。中央には高さ6・5メートルの洋風の城を築いた。同市穂高有明の平田雅子さん(70)は「幾何学模様は新鮮。センスがいい」と感心していた。 来年1月5日までの午後4~9時に点灯する。12月23日を除く月曜と1月1日は休園。入園料は一般400円、小中学生80円、65歳以上200円。同公園大町・松川地区(大町市、北安曇郡松川村)も1月25日から3月2日にイルミネーションを予定している。(長野県、信濃毎日新聞社)
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