第108回長野えびす講煙火大会(長野商工会議所、長野商店会連合会主催)は23日夜、長野市川合新田の犀川河川敷で開いた。約1万発の花火が澄んだ夜空を彩り、観客から歓声と拍手が沸き起こった。 午後6時すぎ、県歌「信濃の国」が流れる中、「特大スターマイン」で開幕。「全国十号玉新作花火コンテスト」では五輪マークをイメージした花火などがあった。音楽と花火による「ミュージックスターマイン」では終盤に青や金の花火がいくつも打ち上がり、観客はくぎ付けになっていた。 家族で初めて訪れた松本市島立の小学2年東條純志(あつし)君(7)は「キノコやヒマワリみたいにいろいろな形に見えて面白かった」。姉で小学4年の遥香さん(10)も「音が体の中に響いた。花火が大きく見えた」と喜んでいた。 主催者発表によると、昨年より3万人ほど多い約43万人が訪れた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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