J2第41節は4日、各地で11試合を行い、千葉市のフクダ電子アリーナでジェフユナイテッド千葉と対戦した松本山雅FCは0―2で敗れた。第6、7節以来となる連敗。勝ち点58のままで、11位から12位に後退した。 試合は千葉が圧倒的にボールを保持。松本山雅はピンチが続いていた前半14分、自陣ゴール付近で谷沢にこぼれ球を拾われ、藤田に頭で決められた。前半終了間際には決定機もあったが同点にできず、後半14分に自陣左CKを山口智に頭で決められた。船山を出場停止で欠いた攻撃も思うように形がつくれず、シュート5本に終わった。 2位でのJ1昇格の争いは京都、湘南、大分、横浜FCの4クラブに絞られ、11日の最終節(第42節)で決着することになった。京都は福岡を下して勝ち点73、湘南は鳥取に勝って同72に伸ばした。大分は山形、横浜FCは東京Vを破ってともに同70とした。3位~6位による昇格プレーオフ出場チームは、松本に快勝して同69で6位以上が確定した千葉までに決まった。 最終節の松本山雅は午後1時から松本市アルウィンで大分と対戦する。(長野県、信濃毎日新聞社)
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