サッカーの第93回天皇杯全日本選手権を象徴するゴールを表彰する「SURUGA I DREAM Award」に、AC長野パルセイロの有永一生が名古屋グランパス(J1)との2回戦で挙げたゴールが選ばれ、1日に東京・国立競技場で行われた決勝のハーフタイムで表彰された。 同賞は、格上を破る「ジャイアントキリング」など印象的な試合をしたチームを対象に選考。有永は、名古屋戦の前半41分にヘディングで2点目を挙げた。第89回大会から設けられた同賞を県勢が受賞するのは、第91回大会で松本山雅FCの多々良敦斗が受けて以来。 有永は表彰式で記念のクリスタルトロフィーを贈られ、「受賞できたのは選手、スタッフ、サポーターのおかげ。これを自信にして今シーズンにつなげたい」とあいさつした。(長野県、信濃毎日新聞社)
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