佐久市上原(かみはら)地区で3日、200年以上続くとされる「鳥追い祭り」があった。五穀豊穣(ほうじょう)などを願う祭りで、法被姿の地元の小中学生28人や祭り保存会員が鳥追い歌に合わせて練り歩いたり獅子舞を披露したりした。 子どもたちは昨年11月から週1回、獅子舞やおはやしを練習してきた。浅科小6年の町田真輝(しんき)君(12)は「(獅子頭が)重かったけれど、いっぱい練習したからうまくできて良かった」。 獅子舞は、依頼のあった地区内の11戸で披露。依頼した町田俊一さん(77)は「獅子舞が来ると新年がやってきたという気持ちになります」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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