上田市富士山(ふじやま)の塩田東山観光農園でイチゴ狩りが始まり、3日は親子連れなどが訪れ、もいだイチゴをその場で次々に頬張った。今季は病気も少なく生育は良好という。 信州うえだ農協(上田市)の関連会社「信州うえだファーム」が運営する同農園は、甘みが強い「章姫(あきひめ)」と甘酸っぱい「紅(べに)ほっぺ」を五つのハウス計約90アールで栽培している。イチゴ狩りは30分間食べ放題。青森県弘前市から上田市築地の実家に帰省中の会社員成木太(なるきとおる)さん(30)は家族で訪れ、イチゴが好物の長男夢真(ゆうま)君(5)は「甘い」と大はしゃぎだった。 11日午前10時~午後1時は「いちご祭り」があり、収穫したイチゴで作った大福などを先着順に振る舞う。イチゴ狩りは6月末ごろまで。火曜定休で予約が必要。料金は時期で異なり、2月末までは小学生以上1500円、未就学児800円、3歳未満は無料。問い合わせは塩田東山観光農園(電話0268・39・0210)へ。(長野県、信濃毎日新聞社)
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