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13年の県内倒産107件に減少 負債総額も29%減

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 帝国データバンク県内支店が8日まとめた2013年の県内企業の倒産件数(負債1千万円以上、法的整理)は、前年比15件減の107件で、2年連続で前年を下回った。負債総額も29・1%減の208億600万円で4年連続の減少。リーマン・ショック後で倒産が相次いだ09年と比べ、件数はおよそ半分となり、負債総額も7割以上減った。  同社松本支店は、13年3月末の中小企業金融円滑化法(返済猶予法)の期限切れ後も金融機関の中小企業に対する支援方針が変わらず、「景気回復傾向が定着したきたことも一因ではないか」としている。  負債10億円以上の倒産は4件。負債額の最大は、ゲーム機器向け接続用ケーブルなど卸のMSKエレクトロニクス(茅野市)の17億100万円だった。  件数の業種別は、建設が最多の30件で、前年比3件増。他は製造が24件(1件減)、サービスが22件(5件増)、卸売りが14件(2件減)など。地域別は、南信33件、北信31件、東信24件、中信19件。  同日発表の13年12月の倒産件数は8件で、前月比1件減、前年同月比3件減。負債総額は20億5900万円で、前月比11・5%減、前年同月比57・3%減だった。  東京商工リサーチ長野、松本両支店がまとめた13年の倒産件数(負債1千万円以上、内整理含む)は前年比25件減の113件、負債総額は29・0%減の226億3400万円。13年12月は件数が前月比4件増の10件、負債総額は14・4%減の18億3700万円だった。(長野県、信濃毎日新聞社)


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