ソチ冬季五輪の女子スピードスケート代表の小平奈緒選手(27)の壮行会が21日、所属先の松本市本庄の相沢病院であった。病院関係者や地元住民ら約200人が拍手や声援を送って激励した。 小平選手と結城匡啓(まさひろ)コーチ(信州大教育学部教授)が入場すると、参加者たちが黄色い棒状の風船をたたいて歓迎。小平選手に病院職員と患者がメッセージを書き込んだ応援旗などが贈られた。小平選手は壇上で色紙に「夢中に素(す)NAOに」と書き込んで掲げ、「笑顔で楽しくソチのリンクを駆け抜けたい」と健闘を誓った。 同病院の相沢孝夫院長は「松本市を挙げた応援の風がソチまで飛んで、小平選手が0・0001秒でも早くゴールしてほしい」と激励。菅谷昭市長は「地元選手の出場は子どもたちに五輪への大きな夢を与えることになる」と期待を寄せた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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