Quantcast
Channel: 信濃毎日新聞
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

「県議選8議席確保」目標に 共産県委員長に鮎沢氏就任

$
0
0

 共産党県委員会は26日、松本市で県党会議を開き、県委員長を23年余り務めた今井誠氏(69)が退任し、後任に書記長の鮎沢聡氏(49)を選んだ。2015年春の県議選では、現在の6議席から少なくとも8議席に増やすとの目標を決定。8月の阿部守一知事の任期満了に伴う知事選では、現県政の転換を掲げ、幅広い層と連携して新人候補擁立を目指す方針を確認した。  県党会議は冒頭を除き非公開。鮎沢委員長は会議後の記者会見で、「安倍政権の暴走に苦しむ人と共同を広げながら対案を示していく。世代継承と党勢拡大に取り組む」と抱負を述べた。  知事選に関して、鮎沢委員長は「阿部知事は原発や特定秘密保護法などで国にはっきりとものを言っていない。子どもの医療費無料化にも踏み出せていない」と述べ、保守層も含めて現職に批判的な県民の結集を探る考えを強調。県議選では、現有6議席確保に加え、前回選で現職が落選した塩尻市区と岡谷市・諏訪郡下諏訪町区で議席を回復するとし、「他の選挙区でも候補を立て、2桁を目指したい」と述べた。  県党会議は、鮎沢氏の後任の書記長に党国会議員団北陸信越ブロック事務所長の山口典久氏(53)を選出。3人の副委員長は、党県議団長の石坂千穂氏(65)、小池佳都彦氏(58)、宮下三喜夫氏(61)を再任した。今井氏は同ブロック事務所長に就く予定。(長野県、信濃毎日新聞社)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

Trending Articles