任期満了に伴う木曽郡王滝村長選は28日、告示された。現職の瀬戸普氏(64)=無所属、下条=が立候補したほかに立候補者はなく、無投票で3選が決まった。同村長選が無投票となるのは2010年の前回選に続いて2回連続。 瀬戸氏は同日夕、下条公民館で開いた当選報告会で、少子高齢化対策や産業振興などの重要課題に取り組む姿勢を強調。「今以上に村民から意見を聞き、行政運営を進めたい」と抱負を述べた。 瀬戸氏は、村議会との対立で現職が辞職したのに伴う06年の村長選で初当選。昨年度末には村の財政危機の要因となったスキー場の借金を完済するなど財政再建を進めた。対立候補擁立の動きは具体化しなかった。(長野県、信濃毎日新聞社)
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