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AC長野ホーム球技場に5億円補助 県、予算案に計上へ

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 長野市が進めている南長野運動公園総合球技場(篠ノ井東福寺)の改修で、県が改修費用の一部として5億円程度を補助する方針を固めたことが、5日分かった。球技場は、今季からサッカーJ3リーグ(J3)に参戦するAC長野パルセイロのホームスタジアム。改修により、Jリーグ1部基準を満たす1万5千人収容の施設となる。県は補助を通じ、プロスポーツの振興や地域活性化につなげたい考えだ。  県には市町村の体育施設整備に補助金を出す仕組みがなく、今回、プロスポーツ振興環境整備支援を目的にした新たな補助制度を創設する。財源には国の交付金を見込み、2014年度当初予算案に計上する方針。  県は12年7月、県内を拠点に活動するプロスポーツ4チームの運営会社などと「スポーツによる元気な信州づくり包括連携協定」を締結している。また、パルセイロのホームタウン(本拠地)が北信地方の15市町村に上ることや、改修が始まった昨季は佐久総合運動公園陸上競技場(佐久市)にホーム戦を移したことで東信地方にもチームを支援する機運が出ていることも考慮し、県の補助金支出が可能と判断したとみられる。  長野市によると、改修費用は労務単価(人件費)引き上げや消費税増税などで増加し、79億7千万円。財源として国の補助金38億円、市の借金(市債)32億円、寄付金6億円、市の一般財源4億円を見込むが、まだ確保の見通しは立っていない。加藤久雄市長は1月、県庁に阿部守一知事を訪ね、財政支援を求める要望書を提出。球技場が東北信地域の拠点施設になり、県が推進するプロスポーツ振興にも貢献できるなどと訴えた。  県などによると、J2の松本山雅FCがホームスタジアムとしている松本平広域公園総合球技場「アルウィン」(松本市)は県の施設で、整備費は約60億円。(長野県、信濃毎日新聞社)

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