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県立大開学18年4月 当初目標から先送り

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 県短大(長野市)を四年制化して新設する県立大構想で、県は6日、開学時期を2018年4月とする方針を固めた。近く正式決定する。昨年6月に決めた基本構想では開学目標を17年4月としていたが、有識者の専門部会で検討した施設の整備日程や、学長の人選、教員確保の見通しなどを踏まえ、1年遅らせる。  専門部会で検討した施設整備日程によると、設計から新校舎の完成までに4年間かかる。14年度に着手した場合、17年4月時点では新校舎の建築工事はまだ半ばだが、18年4月時点では完成している。一部不要となる現短大の校舎の解体工事は残っているが、1期生は入学時から新校舎で学べる。県は、教育環境をきちんと整えてから1期生を受け入れたい考えだ。  5日に開かれた有識者らの県立大学設立準備委員会(委員長・和田恭良副知事)でも開学時期が論議され、委員からは、当初目標通りの早期開学と、施設整備などを踏まえ先送りする両論が出た。これを受けて、阿部守一知事は取材に「メリット、デメリットを比較した上で慎重に決定する」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)

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