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県内、大雪の混乱続く 転倒などで3人搬送

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 8日からの全県的な大雪は9日、峠を越えたが、JR飯田線の一部区間が終日運休し中央東線特急あずさが一部運休するなど、交通機関の乱れが続いた。県危機管理部などによると、積雪による転倒などで安曇野市、伊那市、東筑摩郡生坂村で計3人が骨折などの疑いで病院に運ばれた。高速道路の通行止めはほぼ解除されたが、物流への影響は続き、生鮮品の到着が遅れる小売店も相次いだ。  JR東日本長野支社によると、山梨県の中央東線大月駅のポイント故障などにより、特急あずさ、スーパーあずさ上下計15本が運休し、下り4本が最大約3時間半遅れた。普通列車も中央東線、篠ノ井線、小海線で運休や部分運休があり、特急と合わせ計約6千人に影響が出た。長野新幹線は通常に戻り、新型車両E7系の試乗会が予定通り行われた。  JR東海によると、飯田線は飯田―辰野間が上下とも除雪作業のため終日運休し計約2570人に影響が出た。10日は通常通り運転する予定。アルピコ交通上高地線は除雪と安全確保のため上下計26本を運休した。  県警交通管制センターによると、県内の高速道は、長野道が午前9時、上信越道が午前11時20分に上下線とも通行止めを解除。中央道は午後10時現在、諏訪インター―高井戸インター間で通行止めが続いている。  長野地方気象台によると、大雪をもたらした低気圧は9日、日本の東側に抜け、次第に冬型の気圧配置が強まり、県内は北部を中心に雪が降った。10日は、山沿いで雪が残る見込み。10日午後6時までの24時間の予想降雪量は多い所で北部20センチ、中部5センチとなっている。(長野県、信濃毎日新聞社)


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