19日午前9時すぎ、上田市真田町傍陽(そえひ)の藤沢和子さん(83)宅の脇に積もった雪の中から足が見えると、藤沢さんの家族から119番通報があった。上田署によると、埋もれていたのは藤沢さんで、雪の中から出されたものの、現場で死亡が確認された。 同署などによると、藤沢さんは1人暮らし。自宅の敷地から1・3メートルほど下の畑に積もった雪の上に落ち、体に雪をかぶったとみられる。発見時は現場一帯に雪が80センチほど積もっていて、近くに雪かき用具が落ちていた。同署は転落した時期や原因、死因を調べている。 近所の男性(76)は藤沢さんについて「昨年末ごろまで働いていて元気な人だった。(大雪が原因だとすれば)ひとごとではない」と話した。(長野県、信濃毎日新聞社)
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