上田で女性死亡 雪の中で発見
19日午前9時すぎ、上田市真田町傍陽(そえひ)の藤沢和子さん(83)宅の脇に積もった雪の中から足が見えると、藤沢さんの家族から119番通報があった。上田署によると、埋もれていたのは藤沢さんで、雪の中から出されたものの、現場で死亡が確認された。...
View Article県内の通学路 笑顔戻る 諏訪や東信地方で授業再開
豪雪のため休校していた諏訪地方や南佐久郡内、上田市などの小中学校で19日、授業が再開した。まだ通学路に多くの雪が残る中、児童たちが元気に登校した。 諏訪郡原村の原小学校(児童数436人)では午前7時ごろから、子どもたちが保護者の付き添いや車で送られて学校に到着。出迎えた教職員に「おはようございます」と大きな声であいさつし、校門をくぐった。...
View Article警報発令基準を3週連続上回る 県内のインフル患者数
県健康福祉部は19日、10~16日の県内の1医療機関当たりのインフルエンザ患者数は31・51人で、警報発令基準の30人を3週連続で上回ったと発表した。今年のピークだった1月27日~2月2日の44・66人よりは減少したものの、引き続き高い水準のため注意を呼び掛けている。...
View Article中央西線経由で県内に石油輸送 JX日鉱日石エネルギー
記録的大雪の影響でJR中央東線を経由し県内に石油を運ぶ貨車が山梨県内などで足止めとなり、県内3カ所の油槽所のうち北信油槽所(埴科郡坂城町)を所有するJX日鉱日石エネルギー(東京)は19日、横浜市の自社製油所とは別の製油所で臨時的に調達した石油を中央西線経由で運んだ。足止めになっていた中央東線の貨物は同日夜、輸送が再開された。...
View Article中ア高山帯で鹿を確認 南信森林管理署
中央アルプスの標高2600メートル付近で昨年、ニホンジカが確認されたことが19日分かった。南信森林管理署(伊那市)が登山道付近に設置したカメラに写っていた。同森林管理署が中アの高山帯で鹿の映像を撮影したのは初めて。...
View Article県内スキー場「客足取り戻せ」 豪雪で営業中止や入り込み急減…
豪雪の影響で営業中止や入り込みの急減に見舞われた県内スキー場が、交通網の復旧で通常の営業体制に戻り、集客策を強化している。営業期間を延長したスキー場があるほか、ゲレンデの状態が良好なことなどを積極的に発信し、客足の回復を図っている。...
View Articleリニア、知事意見「たたき台」 アセス技術委、JRへの姿勢示す
県環境影響評価技術委員会は19日、リニア中央新幹線計画の環境影響評価(アセスメント)準備書を審議する4回目の会合を長野市内で開き、事務局の県側は知事意見に反映させる技術委意見のたたき台を示した。これまでの会合などで出た委員の意見を計228項目に集約した。この日の委員の発言も加え、3月12日の次回会合で、技術委としての意見をまとめる予定だ。...
View Article「あずさ」運行再開、通常運行に 小淵沢駅で未明も作業
JR東日本は19日夜、中央東線の除雪作業が進み、「最低限の安全確認ができた」(八王子支社)として、松本―新宿間の特急あずさ、スーパーあずさの上下各1本を運行した。全区間の運行は14日以来5日ぶり。除雪作業に使っていた機関車が下り線で脱線したままになっている小淵沢駅(山梨県北杜市)では、下り線の特急あずさが、上り線の線路を使用した。特急、普通とも20日の始発から全線で通常運行する予定。...
View Article「あずさ」利用者ら安堵と不満 「情報出してほしい」
14日の大雪から6日目となった19日、JR中央東線は普通が部分的に運行を始め、運休が続いていた特急あずさ、スーパーあずさも最終の松本発、新宿発の各1本が動きだした。沿線の住民や列車を利用する人たちからは、運行再開に安堵(あんど)の声が出る一方、運休が長期間続いたことに不満が漏れ、関係機関への注文も聞かれた。...
View Article住民見守る「災害対応街灯」 諏訪湖畔に24基設置
諏訪郡下諏訪町に拠点を置く企業8社は、災害時にラジオや携帯電話を充電できる電源を備えた「災害対応型街灯」を開発し、20日、諏訪湖畔の赤砂崎防災公園に設置した24基を町に引き渡した。中小製造業が互いの技術を持ち寄り、製品化を実現した。...
View Article準備したのに…駅伝、雪で中止 天龍中「もてなし」商品22日販売
下伊那郡天龍村天龍中学校(生徒14人)の生徒有志が22日、自分たちで収穫した村特産の竜峡小梅や茶葉を使った菓子などを村中心部にある村観光施設「龍泉閣」で販売する。村内を主会場として16日に開催予定だった第46回天龍梅花駅伝の会場で販売する計画だったが、駅伝は大雪で中止に。村内では孤立集落が発生するなどの影響も出たことから、生徒たちは村を盛り上げようと意気込んでいる。...
View Article高遠「さくら祭り」夜桜シャトルバス 伊那市が最盛期に運行へ
伊那市高遠町の高遠城址(じょうし)公園で4月に開く「さくら祭り」で、市は初めて、夜桜を見る人のためのシャトルバスを運行する。渋滞緩和策としてスマートフォンで駐車場情報なども提供する。20日の祭り対策会議で報告した。...
View Article上田市、自治会に除雪費4000万円 生活道路の対応追い付かず
14日からの豪雪を受け、上田市が市内の全自治会に対し、市道の除雪費用に充てる交付金を初めて支給することが20日、分かった。同市では市街地の積雪が過去最多の76センチに達し、自治会から市に除雪を求める声が殺到していた。各自治会への交付額は10万円余~70万円余で、全240自治会への交付総額は4千万円余となる見通しだ。...
View Articleリニアの課題28項目 南信州広域が整理、県の関与求める
飯田下伊那地方14市町村でつくる南信州広域連合は、リニア中央新幹線の整備に関する28項目の共通課題を洗い出し、県や広域連合、関係自治体の関与の程度を一覧表にした「たたき台」をまとめた。トンネル掘削に伴う残土の運搬ルートの選定やリニア工事に伴う道路改良計画の事前協議といった20項目について県の強い関与を求めている。広域連合が20日、広域連合議会全員協議会で示した。...
View Articleパイプハウスの再建に影 雪害の影響で資材不足
記録的な豪雪で損壊した県内の農業用パイプハウスの再建で、必要な資材が不足するのではないかと農業関係者が心配している。花の栽培やコメの育苗に必要なハウスは、消費税率引き上げを4月に控え、年度末にかけて駆け込み需要が集中。雪害に伴う再建需要も急増している。県は21日、県農協グループやハウス販売業者らとの連絡会議を県庁で開き、対策に乗り出す。...
View Article故郷の支え、感謝のメダル ジャンプ・竹内選手が帰国
ソチ冬季五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子団体で銅メダルに輝いた飯山市出身の竹内択選手(26)=北野建設、長野市=が20日夜、JR長野新幹線で長野市に帰郷した。長野駅には父亨さん(51)と母昌子さん(51)ら家族や友人計10人が出迎え、健闘をたたえた。...
View Article豪雪1週間、県内影響なお 休校・生活道路除雪進まず
県内交通網がまひするなど、住民生活に大きな被害をもたらした豪雪の降り始めから、21日で1週間となる。県内では、20日から通常運行に戻ったJR中央東線の特急あずさなどは同日、大きな遅れはなく順調に運行した。交通網が復旧し、孤立集落が解消される一方、生活道路の除雪は進まず、休校を続ける学校もあるなど、影響はなお残っている。...
View Article伊藤被告、二審も死刑 長野一家殺害を「主導」 即日上告
長野市真島町の自営業金文夫さん=当時(62)=ら一家3人が2010年3月に殺害された事件で、東京高裁(村瀬均裁判長)は20日、一審長野地裁の裁判員裁判で死刑判決を受けた金さんの事業グループ社員伊藤和史被告(35)=長野市、強盗殺人罪などで起訴=の控訴を棄却した。弁護側は即日、上告した。...
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