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開幕へ除雪急ピッチ 松本山雅とAC長野、ホーム公式戦まで1カ月

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 14日からの豪雪で、3月に開幕を控える県内二つのプロサッカーチームのホームグラウンドも厚い雪に覆われた。J2松本山雅のアルウィン(松本市)と、J3リーグAC長野パルセイロの佐久総合運動公園陸上競技場(佐久市)で、19日時点の積雪は35センチほどと70センチほど。公式戦までにはまだ1カ月程度あるが、それぞれの管理者はピッチの除雪に力を入れる考えで、太陽の光を集めて雪を溶かす効果がある炭の散布も検討している。  双方のピッチの芝を管理している信州グリーン(松本市)は「雪は芝を保温し、水分も補給する効果もあるので害はない」と説明。ともに大量の雪が積もっているため、「雪を溶かすことが先決」と話している。散布した炭は雪解け後に芝の養分になるという。  アルウィンを管理するTOYBOX(松本市)によると、この冬のアルウィンでの降雪量は2001年のオープン以来最も多い。同社は3月16日のホーム開幕戦を見据え、雪を運び出したり、溶かしたりする方針で、3月初めには芝を露出させ、肥料を与えたりして試合に備える。  佐久総合運動公園陸上競技場では、AC長野が同23日に公式戦を予定。運営会社は「東信地方は大雪の影響で大きな被害を受け、心配している。(グラウンドの)管理会社と連絡を取り合い、準備を進めたい」としている。  信州グリーンの藤原繁幸社長(66)は「(選手に)気持ち良くプレーしてもらえるように手を打っていきたい」、TOYBOX信州スカイパークサービスセンターの御子柴寿朗(としあき)所長は「現時点で降雪量は許容範囲内。試合に間に合うよう、頑張って対応する」と話している。(長野県、信濃毎日新聞社)


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